治具設計・製作 JIG DESIGN and PRODUCTION
お客様のニーズや生産課題に、
「治具屋」の視点と技術で応えます。
製造現場において、治具は現場の安全と、製品の品質・精度・生産性を左右する重要な要素です。内田工業は、治具の専門家としての知見と、生産工程を俯瞰する総合的な視点を組み合わせ、お客様のニーズや課題にマッチした「現場に喜ばれる」治具をお届けします。
「治具」とは、生産の安全・品質・効率化に直結する「ものづくりの要」

治具は、安定した加工精度を確保し、生産の効率化を支える重要な役割を担っています。確かな治具がなければ、どんなに優れた加工機や工具もその能力を生かし切れず、品質のばらつきや不良の発生は避けられません。また優れた治具は、誰もが容易に同じ品質の製品を作れることに加え、設置や段取りの時間を短縮し、作業効率を高めることで、安全性の向上や生産コストの削減にも大きく貢献します。内田工業では、現場での使いやすさはもちろん、生産工程全体の効率化を考慮した治具の設計・製作を行っています。
高精度な治具を、短納期で製作。自社一貫の生産体制
内田工業が選ばれる理由は、治具の本質を追求したものづくりにあります。お客様のご要望をゼロから形にする設計力、短納期にも対応できる柔軟な自社一貫の生産体制、そして業界トップレベルの精度と耐久性。さらに、事前のトラブルシューティングを徹底し、設計段階で問題を未然に防ぐことで、使いやすく長く活用できる治具を実現します。こうした図面には表れにくい細かな配慮にも、当社の治具の価値が詰まっています。
治具製作の一貫体制工程

お客様の生産現場に、さらなる付加価値を。「治具屋」の設計開発力

内田工業の治具設計は、お客様の課題に寄り添うことから始まります。
単に図面通りに治具を作るのではなく、使う人の視点に立ち、精度・使用感・耐久性を徹底的に追求。必要に応じてお客様のご要望を細かくヒアリングし、潜在的な課題も見逃さず、最適な形状や機能を提案します。さらに、設計段階から加工環境を考慮し、治具そのものだけでなく、周辺の設備や作業工程にも配慮。治具を通じた「生産パートナー」として、お客様のものづくりを支えます。
サービスフロー

1ヒアリング・課題分析
お客様からのご相談や図面のご提供を受け、治具の使用環境や生産課題を丁寧にヒアリング。目的に最適な治具を構想するための第一歩を踏み出します。

2加工検討・見積もり
治具の機能や形状、精度要求に応じて最適な加工方法を選定。当社が誇る多様な設備を背景に、品質・納期・コストの最適なバランスを実現する加工工程を立案します。

3開発・設計(2D-CAD・3D-CAD)
これまでに蓄積した治具開発・生産効率化の知見と現場経験を背景に、最適な構造や仕様を設計。使いやすさ・耐久性・コストのバランスにも配慮します。

4材料手配
当社で必要な材料・部品を選定・手配します(お客様からの材料支給にも対応)。難削材などへの対応実績も多数ありますので、妥協のない製品づくりが可能です。

5加工
旋盤・マシニング・放電加工・ワイヤーカット・歯切など、各種加工を社内で一貫対応。各工程の専任者が、品質と精度に責任を持って加工を行います。
主要設備

6表面処理・熱処理(必要に応じて)
耐摩耗性や硬度向上が求められる場合は、熱処理や表面処理も対応可能です(※協力会社にて実施)。

7仕上げ加工
熱処理後、求められる精度や材質・形状に応じて最終仕上げを行います。平面・内面・円筒・歯面などに対応し、研削盤をはじめ旋盤・マシニング・放電加工など最適な加工方法を駆使して、安定した寸法精度を実現します。

8検査・品質管理
自社基準・お客様基準に基づき、3D測定機による寸法検査や外観検査を実施。必要に応じて動作確認を行います。製造履歴の管理を徹底し、品質改善にも継続的に取り組んでいます。
測定・検査

9納品
製品がお手元に無事届くまでが“内田品質”。製品形状に合わせた梱包方法を社内で検討し、ご希望の納期に合わせて出荷します。インドネシア、ベトナム、タイ、インドなど海外拠点への直送も承ります。

10技術支援・導入支援
必要に応じて、お客様の現場での設置に立ち会い、使用方法の説明や現場調整などの技術支援を実施。生産ラインのスムーズな立ち上げに貢献します。

11アフターフォロー
納入後のご要望や、治具の改善・改良提案など、お客様のPDCAに伴走。導入後もお客様の生産パートナーとして、長期的に価値を発揮する治具運用をサポートします。