企業理念 PHILOSOPHY
トップメッセージ

治具の可能性。
それはものづくりの可能性です。
内田工業は、創業以来ずっと「治具屋」としてものづくりの現場に向き合ってきました。先代社長が当社を創業した時、加工機械は汎用旋盤たった一台。創意工夫と試行錯誤を繰り返しながら、徐々に生産規模を拡大してここまでやってきました。「ないなら作る」「答えが出るまで挑戦する」——。当社を支えてきたこの考え方は、創業期から変わることなく、今の内田工業のものづくりの原点になっています。
治具とは、製品の精度や生産効率を左右する、いわば「ものづくりの土台」です。だからこそ私は、ただ図面通りに加工するだけではなく、現場の声を聞き、技術者と共に悩み、試行錯誤しながら最適解を導き出すことこそが、治具屋の本当の仕事だと考えています。「できない」と思っていたことを、「できる」に変える。そうして生まれた治具が、誰が使っても高精度な製品を生み出し、生産現場をより良いものにしていく——その瞬間こそが、「治具屋」としての最高の喜びなのです。
今、ものづくりの世界は、大きな転換期を迎えています。サステナビリティの実現を目指して電動化や自動化が進む中で、求められる技術も変化しています。しかし、どれだけ時代が変わろうとも、ものを作る限り「治具」は必要不可欠です。治具を工夫すれば、生産現場はもっと良くなる。より安全に、より効率よく、より精度の高いものづくりができる。これまで長年培ってきた経験から、私たちはそう確信しています。
私たちは、これからもお客様の「こんなことできないか?」に対して、「やってみましょう」と言える技術者集団であり続けます。
そして治具の可能性をとことん追求することで、「さすがメイドインジャパン」と言われるものづくりを支えてまいります。
内田工業株式会社
代表取締役 内田 成俊

企業理念
- 技術と創造で「できない」を「できる」に変える
- 「ありがとう」をいただけるモノ創りを追求する
- 「やっていただく・やらせていただく」の精神を貫く
内田工業の企業理念を支える4つの柱

技術
かたちあるもので創れないものはない 「挑戦する技術」
- 固定概念にとらわれず、ないものは新規に設計・製作
- 使用時のトラブルを事前予測し、最適な対策を提案
- 他社では不可能とされる難題も、独自の技術力で解決
品質
技術者の想いをかたちにする 「絶対品質」
- 製品の目的と効果の、丁寧な擦り合わせ
- お客様が目指す製品精度を徹底的に追求
- 設計から出荷まで、社内一貫生産と厳格な管理体制
納期
プロジェクト・生産ラインを停めない 「納期遵守」
- 突発の故障・破損に対しても迅速に対応し、生産ライン上のトラブルを解決
- お客様プロジェクトの垂直立ち上げに貢献
コスト
相互信頼により実現する 「価値あるモノ創り」
- トータルコストを下げる、価値ある提案(VE)の追求
- 徹底した初期設計による見直し再製作の不要化、精度不良防止・耐久性向上によるコストダウン